悪いことばかりじゃない、ことに気づく。
コロナが広まるちょうど1年前に仕事を辞め、悩みながら模索しながら、ようやく新しいスタートをきってすぐにコロナによってこれまでの日常が大きく変わった。
生活が安定していなかった中で不安はあったけれど、できることを頑張ろうと決めた。
まずは食事。
自分の身体が持っている本来の力を引き出すこと、食材の味を活かし楽しむこと…
色んなことを意識しながら食材や調味料を変えていった。
すると身体はだるさやむくみがとれ、軽やかに動けるように。
できあいのおかずやコンビニでの買い物が減り、節約にもつながった。
季節を楽しむようになったことも大きな変化。
楽しむ、というより、愛おしむようになった、というほうがしっくりくるかもしれない。
当たり前に季節は流れるけど、それを愛で楽しめることは当たり前ではないのだと気づいたから。
大切な人達と気楽に会えない日々が続く。
と同時にこんな状況になってしまったから出会えた人達がいる。
この状況になったから気づけたこと感じられたことがある。
そして今、こうやって日々に楽しみを見つけながら自分が暮らすことができているのは、家族、気にかけてくれる友人や職場の人たち、色んな世界を見せてくれる人たちがいるからだと改めて思う。
どんなに悩んで苦しくても、大事だと思える人がいて、たしかに自分のことを思ってくれている人がいるという実感はしっかり私を支えてくれている。